今年のお正月休みに実家に帰省しました。帰省というと東京から地方に向かうイメージがあるかもしれませんが、我が家の場合は、飛行機が上陸すると下に見えるのは緑だけという場所から、ビルが立ち並ぶ都会への帰省です。毎年帰省しているのですが、今年は例年にない事態が起こってしまいました。子どもが風邪をひいて、高熱を出してしまったのです。どこか近くに小児科はないかと探しました。そして、転職して開業したばかりの病院が駅前にあるのを思い出しました。毎年帰省すると、故郷の風景はどこかしらかわっています。かわったことはわかるけれど、その前に何があったのかどうしても思い出せないこともたびたびあります。実家の最寄駅はとても小さな駅だったのですが、もうそのころの面影は全くないほど進化してしまいました。再開発とはすごいことなのだなとあらためて思うほどです。その中でも駅前のロータリー沿いに新しく建ったビルはとても目立っていて、転職して開業した小児科はビルの2階にありました。ビルの中のお医者さんということで、私の頭の中には眼科や歯科医院が思い浮かんだのですが、看板を見ると小児科だったのでめずらしく感じられ、しっかり記憶されていました。かつては実家のすぐ近くにも小児科があったのですが、いつの間にかなくなってしまいました。その界隈の子どもはどんどん減ってしまい、マンモス校と言われていた小学校も空き教室ばかりになっているそうです。それだけ子どもが減ってしまうと、小児科も転職するほかなかったのでしょう。
町で一番大きな病院の小児科に、とても評判がよく人気のあるお医者さんがいました。いつでも患者さんがたくさんいて混みあっている小児科の待合室ですが、そのお医者さんの当番日はさらに患者さんが増えていました。予約制ではないので、待っていたとしても2人いるお医者さんのうちその先生に診てもらえるかどうかはわかりません。それでも診てもらえればラッキーだということで患者さんがやってくるような先生でした。その先生が転職して開業することになりました。
妊婦健診などで通っている病院のプレママスクールに参加したことがありました。出産前から出産後のことまで、ためになるいろいろな内容の講座を受けるのです。そのクラスで知り合いになったママたちとは子どもが大きくなるまでずっと一緒に遊ぶ仲間になりました。出産予定日が近い人でクラスが決まるので、だいたい赤ちゃんの成長も同じくらいになるのでした。その講座の中で、印象的だったのが今は転職してしまった小児科の先生でした。
その小児科は、ずっと昔からこの町にあったということで、この町で一番古い小児科かもしれません。この町に引っ越しをしてきて、まず気になるのは小児科のことだったので、知り合いになったママ友に小児科情報を聞いてみたのです。その小児科の先生はもうだいぶご高齢で、人気のある病院ではあるものの、出してくれる薬が強いのではないかという評判もあるようでした。ところが最近、その小児科に2人の先生が転職してきたというのです。ご高齢の先生の名字とその小児科の名前は同じものでした。
子どもが休日に怪我をしてしまい、救急で診察してくれる病院を探したことがあります。たまたまでしたが、その日は小児科のある病院が当番医になっていました。子どもに慣れていない先生だとちょっと不安なので助かりました。近くの大きな町の病院から転職して、最近開業した小児科であることは知っていましたが、家から離れているので行ってみたことはありませんでした。キッズクリニックというちょっと聞き慣れない名前がついていて印象には残っていました。
家の近くに、小児科ができました。ずいぶん大きな家が建つんだなと思っていたら、後ろに自宅のある建物でした。住宅街の一角にはありますが、少し大きめの道路に面していて、わかりやすい場所にあります。今までは近くに小児科はなかったし、総合病院へ行くととても混んでいて待ち時間が長く、子どもも親もかえって疲れてしまうような感じでした。先生は東京の病院に勤めていたそうですが、転職して奥さんの実家があるこの町に病院を建てたのだといいます。
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